正しいフィードバックほど、部下を動けなくすることがある

指摘の内容が正しくても、部下の意識が仕事ではなく自己防衛へ向かえば、改善にはつながりません。607の効果量を統合したメタ分析では、フィードバックの3分の1以上が、むしろパフォーマンスを低下させていました。本稿では、評価を改善行動へ変える「五つの順番」を考えます。
Andyコーチ 2026.09.12
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「正しいことを伝えたのに、変わらない」という謎

部下が作成した資料を確認し、上司が改善点を伝えます。

「論点が整理できていない」
「相手の立場から考えられていない」
「もっと結論から話した方がよい」

指摘の内容は、間違っていません。

実際に資料の論点は曖昧で、説明も長く、聞き手が判断しにくい状態です。上司は本人の成長を願い、言いにくいことを率直に伝えました。

部下も、その場では「分かりました」と答えます。

ところが、次に出てきた資料もあまり変わりません。相談の回数が減り、新しい提案も出なくなります。以前より慎重になり、上司に見せる前に何度も資料を修正するようになります。

上司は思います。

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