【公開記事】「学ばない」はプロ失格。現状維持が「衰退」を招く冷酷な現実。

「一生懸命やっているのに成果が出ない」と嘆く前に、自身のインプット量を疑うべきです。驚くべきことに、日本のビジネスパーソンの半数以上が「社外で何も学んでいない」というデータがあります。変化の激しい現代、学びを止めることは即、市場価値の暴落を意味します。今回は、松下幸之助翁の言葉を借りながら、プロフェッショナルが果たすべき「学びの義務」について、警鐘を鳴らしたいと思います。
Andyコーチ 2026.01.11
誰でも

衝撃のデータ:日本は世界一「学ばない国」なのか

「Outputの質が良くない」と悩む人の多くが陥っている罠。それは、圧倒的な「Input不足」です。

パーソル総合研究所の国際比較調査(2023年)によると、勤務先以外での自己啓発や学習を「何も行っていない」と回答した日本のビジネスパーソンは、なんと52.6%にのぼります。

これは調査対象の18カ国中で突出して高く、アジア諸国(インド、ベトナム、フィリピン等)では「学んでいない層」がわずか10%以下であることを考えると、日本がいかに「学ばない国」に成り下がっているかが分かります。

この圧倒的なInputの差が、そのまま国力の差、そして個人の成果の差として現れている。これが目を背けてはいけない現実です。

松下幸之助翁が説く「現状維持の危うさ」

私が折に触れて思い出すのは、パナソニック(旧松下電器)の創業者、松下幸之助翁の言葉です。

「人間、ともすると変わることにおそれをもち、変えることに不安を抱く。しかし、すべてのものが刻々と変化する今日、現状に安ずることは、即、後退につながる。きょうよりあす、あすよりあさってと、日に新たな改善を心がけよう」

翁は、万物が日々新しく生まれ変わる「生成発展」の理法を説き、「現状維持は後退の始まりである」と厳しく戒めました。

「去年と同じやり方で、今年も上手くいくはずだ」と盲目的に信じ、学びを止めて同じ場所にとどまり続けること。それは安定ではなく、周囲の変化に取り残される「衰退」へのカウントダウンに他なりません。

学ばずに成果を願う「不条理」を脱する

プロとして働く以上、新しい知識を仕入れ、自身のOSをアップデートし続けることは「権利」ではなく「義務」です。

「会社が研修をやってくれないから」

「忙しくて時間がないから」

こうした言い訳は、プロの世界では通用しません。学びとは、受動的に与えられるものではなく、自身の意志で勝ち取るものです。

学ぶ人には、必ず「誰の、どんな役に立ちたいのか」という目的があります。

一方で、学ばない人に正当な理由など一つもありません。あるのは、変化を拒む甘えだけです。

Outputを劇的に変える唯一の道

もし、あなたが今の成果に満足していないのなら、あるいは将来に不安を感じているのなら、やるべきことは明白です。

Inputの量を、圧倒的に増やすこと。

良質な本を読み、最先端の知見に触れ、社外の多様な価値観と対話する。

その「日に新た」なInputの積み重ねだけが、あなたのOutputを研ぎ澄まし、プロとしての誇りある未来を切り拓くのです。

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