会社に「使われる」のではなく「使い倒す」。自分らしいキャリアを切り拓くためのプラットフォーム活用術
「雇われている」という受動的な感覚を手放す
多くのビジネスパーソンが、「会社から何を与えられるか」「会社に何をさせられるか」という受動的な枠組みの中で悩んでいます。しかし、これからの時代に求められるのは、会社という組織を自らのビジョンを実現するための「資源(リソース)」として捉え直す視点です。
会社に「使われる」状態とは、自分の時間と労働力を切り売りし、その対価として給与を受け取るだけの関係です。一方で、会社を「使い倒す」状態とは、会社の資産を活用して自分をアップデートし続け、結果として会社にも大きな利益を還元する、対等で健全なギブ・アンド・テイクの関係を指します。
会社という「巨大な実験場」にある3つの資産
では、具体的に何を「使い倒す」べきなのでしょうか。主に以下の3つが挙げられます。
1. 「失敗」ができる資本力
個人では到底リスクを負えないような金額のプロジェクトに挑戦できるのは、企業という基盤があるからです。会社のお金で実験し、成功も失敗もすべて自分の「経験」という無形資産に変える。これほど贅沢な環境はありません。
2. 信頼のネットワークとブランド
「〇〇会社の△△」という肩書きがあるからこそ会える人がいます。そのネットワークを自らの知見を広げるために活用し、社外のプロフェッショナルと繋がることは、将来の自分にとって大きな財産になります。
3. 「越境」の機会
今の部署の仕事だけでなく、社内公募や副業制度、あるいは有志のプロジェクトなど、大企業には多くの「隙間」があります。自分の専門性を広げるためのトレーニングの場として、これらの制度を活用しない手はありません。
「自分は誰の、どんな役に立ちたいのか」を軸に据える
会社を使い倒すために最も必要なのは、「自分はどうありたいのか」という明確な軸です。
「会社がこう言っているから」ではなく、「私はこのスキルを身につけたいから、このプロジェクトを成功させる」という主体的な動機。これがあるだけで、日々の退屈な業務も、すべては自分の理想に近づくための「修練」へと変わります。
もし今、仕事に対して閉塞感を感じているのなら、一度自分に問いかけてみてください。
「もしこの会社が、自分の夢を叶えるための道具だとしたら、明日からどう動くだろうか?」
会社をあなたの成長のための「踏み台」にしても構いません。あなたが成長し、輝くことこそが、結果として組織に最もポジティブな影響を与えるからです。
【編集後記】
私自身、エンジニア、人事部門責任者という立場を経験し、現在は人材育成という新たなステージに立っています。これも「会社というプラットフォームをどう活かして、自分の志を実現するか」を考え続けてきた結果だと思っています。皆さんが今いる場所は、あなたが思っている以上に「使える宝」が眠っている場所かもしれません。
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