「悩む」と「考える」は別物。リーダーが時間を浪費しないための思考法
真面目なリーダーほど、時間をかけて深く考えようとします。しかし、実はその時間のほとんどは「考えている」のではなく、「悩んでいる」だけかもしれません。この2つは似て非なるものです。今日は、忙しいあなたの脳のメモリを解放するための、ちょっとした整理術をお伝えします。
Andyコーチです。
結論から言うと、この2つは向いている「方向」が決定的に違います。
• 悩む(Worrying): 「なぜこうなったのか?」「失敗したらどうしよう」と、過去の原因や未来の不安に意識が向き、同じ場所をグルグル回っている状態。
• 考える(Thinking): 「どうすれば解決できるか?」「次の一手は何か」と、解決策(ゴール)に向かって階段を登っている状態。
「悩む」には答えがありませんが、「考える」には必ず結論(仮説)が出ます。
もし、あなたが机の前で1時間座っていても、「具体的な次の一手」が紙に書き出されていないなら、それは1時間「悩んでいただけ」かもしれません。
「悩む」を「考える」に変えるコツ
おすすめなのは「問いを変えること」です。
「なんであいつは動かないんだ?(悩み)」
と思った瞬間に、こう問い直してください。
「彼が動きやすくするために、私が今日できることは何か?(思考)」
主語を自分にし、行動に落とし込む。これだけで、脳のスイッチは「悩みモード」から「思考モード」に切り替わります。
リーダーの時間は有限です。悩んで立ち止まるより、考えて半歩でも前に進みましょう。
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