【公開記事】まだその『当たり前』に囚われているのですか?
それは、自分の中や組織の中に深く根を張った「当たり前」という存在です。
今回は、この「当たり前」の正体と、そこから自由になるための方法について、少し深掘りしてみたいと思います。
「当たり前」には2つの顔がある
一口に「当たり前」と言っても、私はそこには「ポジティブな当たり前」と「ネガティブな当たり前」の2種類があると考えています。
1. ポジティブな「当たり前」:あなたの才能の種
自分にとっては呼吸をするように当たり前にできているけれど、周りからは「すごいね」「どうやっているの?」と言われること。
これは、あなた自身の才能や強みの種です。無意識に積み重ねている習慣や思考プロセスこそが、あなたのユニークな価値になります。
2. ネガティブな「当たり前」:見えない檻
一方で、無意識のうちにあなたの行動や可能性を制限してしまっている「当たり前」もあります。
「ずっとこうしてきたから」「みんなそうしているから」……。
明確な理由がないまま、組織や社会の暗黙のルールに縛られ、窮屈さを感じてはいませんか? もしかすると、制限されていることにすら気づかないほど、それは日常に溶け込んでいるかもしれません。
「5匹の猿」が教えてくれる、思考停止の恐ろしさ
ここで、組織心理学などでよく引用される「5匹の猿の実験」というエピソードをご紹介します。
【5匹の猿の実験】
1️⃣1つの檻に5匹の猿を入れ、天井からバナナを吊るします。
2️⃣猿がバナナに手を伸ばすと、仕掛けによって冷水が檻全体に浴びせられます。
3️⃣繰り返すうちに、猿たちは「バナナ=冷水」と学習し、誰も近づかなくなります。
4️⃣ここで、冷水の仕掛けを止め、1匹ずつ新しい猿と入れ替えていきます。
5️⃣新しい猿がバナナを取ろうとすると、事情を知る古い猿たちが一斉にそれを阻止します。
6️⃣最終的に、冷水を経験したことのない猿だけになっても、誰一人としてバナナを取ろうとはしなくなりました。
「なぜバナナを取ってはいけないのか」を知る者は誰もいない。それでも「ここではそう決まっているから」という理由だけで、可能性が閉ざされてしまう。
これと同じことが、私たちの仕事や生活の中でも起きていないでしょうか。
なぜ今、「当たり前」を見直すべきなのか
環境は常に変化しています。テクノロジーが進化し、価値観が多様化する現代において、過去に正解だった慣習が、今も正解であるとは限りません。
根拠を失った「当たり前」に固執することは、変化への適応を妨げる大きなリスクになります。
では、どうすればこの「見えない檻」から抜け出せるのでしょうか?
私は、その鍵は「健全な問いを持つこと」にあると考えています。
思考を止めるな。「問い」を立てよう
もちろん、先人の知恵や過去の教訓をすべて否定する必要はありません。大切なのは、思考停止で受け入れるのではなく、一歩立ち止まって「なぜ?」と自分に問いかける姿勢です。
• 「なぜ、このルールがあるのだろう?」
• 「この背景にはどんな目的があったのか?」
• 「今の環境でも、その目的は有効だろうか?」
• 「もしデメリットがあるなら、どう解消できるだろう?」
このように問いを立てることで、私たちは初めて「当たり前」という名の檻の外を想像できるようになります。
あなたが今、当たり前だと思っていること。
その中に、本当は手放してもいいものは混じっていませんか?
ぜひ一度、あなたの周りの「当たり前」を、優しく、そして鋭く観察してみてください。そこから新しい一歩が始まるはずです。
編集後記
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このニュースレターでは、日々をより豊かに、そして「自分らしく」リーダーシップを発揮するためのヒントをお届けしています。
この記事が、あなたの「当たり前」を少しでもアップデートするきっかけになれば幸いです。
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